この世界の片隅に
太平洋戦争の最中、広島県の江波えばから呉くれに嫁いだヒロイン・すずが、嫁ぎ先の北條家で暮らすかけがえのない日常を丹念に描いていく。日本が泥沼の戦争に突き進んでいく中、戦場でない場所では、市井の人々の“普通”の暮らしがそのまま続いていた。物資が不足し、家族や友人たちが戦場に送られていく。そんな不安と戦いながらも、前向きに、そして健気に日々を生きるすずの姿は、閉塞感や生きづらさを感じつつも“今”を懸命に生きる全ての人と重なっていく。
参照:www.tbs.co.jp
放送日時
TBS/日曜21時(初回放送7月15日)
【ストーリー】
第1話:「昭和の戦争のさなか懸命に生きた家族の愛と命の感動物語!」7月15日放送
昭和9年のある日、広島県広島市江波に住む少女・浦野すず(幼少期:新井美羽、大人時代:松本穂香)はお使いに出た帰り道、川原で絵を描いていたところを人攫いに捕まってしまい・・・。
第2話:「小姑襲来! 戦時下の広島波乱の新婚生活が幕を開ける!」7月22日放送
すず(松本穂香)が北條周作(松坂桃李)のもとに嫁いで数日。山の上に建つ北條家には水道が通っておらず・・・。
第3話:「初めての逢引、交錯する4つの運命」7月29日放送
昭和19年6月のある深夜。呉に初めて空襲警報が鳴った。北條家では すず(松本穂香)・ 周作(松坂桃李)夫婦はじめ家族全員が恐怖とともに飛び起き・・・。
第4話:「りんどうの秘密、知られざる過去」8月5日放送
昭和19年8月のある日、 すず(松本穂香)が段々畑から見える呉湾をスケッチしていると、通りがかった憲兵からスパイ行為だと厳しく言い寄られ・・・。
第5話:「空襲来る…さよなら初恋の人」8月12日放送
すず(松本穂香)が水汲みをしていると、軍艦に乗っているはずの水原哲(村上虹郎)が現れた。水原はすずに会いに来たと言うが・・・。
第6話:「昭和20年夏、きたる運命の日!」8月19日放送
昭和20年春。呉にも空襲がやってきた。北條家に被害はなかったが、戦争の陰が日に日に濃くなっていき・・・。
第7話:9月2日放送「昭和20年8月広島…失った笑顔、絶望の先」
すず(松本穂香)が目を覚ますと、そこは北條家だった。全身包帯だらけで身体は動かない。まだ夢を見ているようだ。しばらくたち、すずは現実を理解し始めて・・・。
第8話:「最終章前編! 戦争が終わる…さよなら親友」9月9日放送
広島の方角の空には見たこともない巨大なきのこ雲が。新型爆弾が落とされたという。すず(松本穂香)は江波に住む家族が心配で仕方なかったが・・・。
第9話 最終回:9月16日放送
実家の様子がわからず気を揉んでいたすずは、意を決して広島に向かい・・・。
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公式ツイッター
キャスト
- 北條すず – 北川景子(幼少期- 石井心愛、少女期 – 川島鈴遥)
- 北條周作 – 小出恵介
- 白木リン – 優香
- 水原哲 – 速水もこみち(幼少期 – 岡田和志)
- 北條径子 – りょう
- 北條円太郎 – 篠田三郎
- 北條サン – 市毛良枝
- 浦野十郎 – 萩原流行
- 森田イト – 水野久美
- 千鶴 – 芦田愛菜
- 北條晴美 – 小西舞優
- テル – 木下あゆ美
- 大石吾朗、真下玲奈、田根楽子、大沢逸美、佐藤正宏、春風ひとみ、大原真理子、池田香織、桜田聖子、諷加、気谷ゆみか、田窪一世、手塚卓、田之頭保弘、西谷綾子、中沢旻江、名古屋海沙樹、嶋野ゆりか、森拓磨、山田由美子
スタッフ
- 脚本 – 浅野妙子
- 演出 – 佐藤東弥
- 音楽 – 羽毛田丈史
- 音楽プロデュース – 志田博英
- 劇中絵画 – 宇崎弘美
- 歴史監修 – 吉田裕(一橋大学大学院社会学研究科教授)
- ロケ協力 – 呉地域フィルムコミッション、山口県フィルムコミッション、竹原市、大子町フィルムコミッション、千葉県企業庁 ほか
- アクション – 大道寺俊典、嵐田由宇、中嶋綾乃
- CG – fude、マリンポスト、Motor/lieZ、イマージュ
- 技術協力 – NiTRO
- 美術協力 – 日テレアート
- 編集・MA – 映広、麻布プラザ
- スタジオ- 緑山スタジオ・シティ、日活撮影所
- 映像提供・協力 – 日本放送協会、ソートエクイティモーション(現T3Media)、ゲッティイメージズ
- チーフプロデューサー – 田中芳樹
- プロデューサー – 西牟田知夫(日本テレビ)、 森川真行、 渡邉義行(ファインエンターテイメント)
- 製作協力 – 広島テレビ放送、ファインエンターテイメント