【概要】
走は、灰二に導かれるまま、竹青荘という古びたアパートに辿り着く。
そこに暮らす個性豊かな9名の住人。
最後の空室を勧められ、戸惑いながらも、押し切られていく走。
まさか自分が、『10人目の男』だとは、夢にも思っていなかった…。
【放送局/放送日時他】
- 日本テレビ:2018年10月〜
- BS日テレ:2018年10月〜
- 読売テレビ:2018年10月〜
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【ストーリー】
第1話:「10人目の男」
夜道を逃げる蔵原走。自転車で追う一人の男。追いついた男が走に問いかける。「なあ、走るの好きか!」男の名は清瀬灰二。走は灰二に導かれ、竹青荘という学生寮へ辿り着く。やがて、走と住人たちの前で・・・。
第2話:「鬼が来りて」
「竹青荘のみんなで箱根駅伝の出場を目指す。」灰二の無謀な提案に、反発の色を隠せない走。住人たちも陸上は全くの素人。誰も灰二の言葉を真に受けようとはしない。そんな彼らの元に・・・。
第3話:「花、一輪」
熱湯対決を引き分けた走は、灰二に反発しながらも早朝ジョギングに参加する。そこには、住人たちを諦めさせるという狙いがあった。翌朝、数名の住人がジョギングをボイコットする。冷ややかな態度の走に向かって・・・。
第4話:「消えない影」
「久しぶり・・・。」そう言って不敵に笑う榊浩介。思いがけない再会に動揺を隠せない走。走の胸の内には、高校時代に味わった、才能が故の深い孤独が渦巻いていた。影を振り切るように駆けていく走。その目の間に・・・。
第5話:「選ばれざる者たち」
榊に挑発されたことで、結果的に距離を縮めた走と竹青荘の住人たち。皆が決意新たに盛り上がる中、キングが慣れないスーツ姿で帰って来る。一方、走は、早くも記録会への出場を目論む強引な灰二に・・・。
第6話:「裸の王様」
エスカレートしていく灰二の要求に強く反発するキング。就活でも思うような成果は出ず、気遣ってくれる神童にも・・・。
第7話:「頂きに牙を剥け」
初めての記録会に臨むため、東体大を訪れる竹青荘の住人たち。そこで走の因縁の相手、榊浩介と再会する。執拗に走を挑発する榊。二人を止めようとした灰二に・・・。
第8話:「危険人物」
記録会で惨敗を喫した竹青荘の住人たち。愚痴をこぼし、自らの力不足を慰める仲間の姿に、走が感情を爆発させる。そんな走をなだめるうちに、ニコチャンが・・・。
第9話:「ふぞろいの選手たち」
王子に、次回の記録会の成績次第ではメンバーから抜けるよう提案する走。あの発言に効力はないと言う灰二に対し、王子は、僕でも記録は出せるのか?と直言する。さらに灰二にはもう一つの気がかりが。それは・・・。
第10話:「僕たちの速度」
突然の灰二の昏倒。住人たちは灰二に支えられてきたことを痛感し、ニコチャンは、走と王子に和解を持ちかける。しかし、不器用な二人は溝を埋めることができずにいた。翌日、神童が・・・。
第11話:「こぼれる雫」
双子とムサが公認記録を獲得し、希望を掴んだかに見えた竹青荘の住人たち。しかしそこには、記録を出せず伸び悩む神童とユキの姿もあった。灰二が二人を諭そうとするが・・・。
第12話:「夏のいたずら」
公認記録獲得を目指す戦いが本格的に始まる。すでに記録を持つムサ、ジョータ、ジョージが葉菜子とともにレースを見守る。走は先頭集団で強豪留学生と渡り合い、灰二は・・・。
第13話:「そして走り出す」
夏合宿で訪れた白樺湖で、東体大と鉢合わせてしまった寛政大陸上部。走の過去を告発するように、執拗に挑発を繰り返す榊。我慢の限界に達した走が拳を振り上げた時・・・。
第14話:「一人じゃない」
走の過去を受け入れ、再び走り始めた寛政大陸上部。合宿では地獄の猛特訓をこなし、都内に戻っては、後援会募集、資金調達、就職活動などに奔走する。 いつしか素人の面影は薄れ・・・。
第15話:「運命の場所」
選手全員が公認記録を獲得。予選会の出場資格を得て、灰二が監督の田崎に現状を報告する。予選を突破するにはまだまだ厳しい状況が続くが、周囲の期待は高まる一方。テレビの取材も舞い込み、皆が浮き足立つ中・・・。
第16話:「夢と現(うつつ)」
目の前で他校の選手が転倒する。辛うじて衝突を回避した灰二だったが、右足に全体重をかけてしまう。騒然とする給水所前。冷たい雨が、選手にも、見守る大観衆にも、容赦なく降り注ぐ。やがてレースは街路へ移り・・・。
第17話:「答え探して」
奇跡の予選突破を成し遂げた寛政大学陸上部。入部希望者が押しかけ、取材依頼も殺到する。それでも灰二は冷静に、本番への準備に集中しようとする。だが、ジョータとジョージが・・・。
第18話:「そして朝」
奇跡の予選突破を成し遂げた寛政大学陸上部。入部希望者が押しかけ、取材依頼も殺到する。それでも灰二は冷静に、本番への準備に集中しようとする。だが、ジョータとジョージが・・・。
第19話:「解き放つ時」
奇跡の予選突破を成し遂げた寛政大学陸上部。入部希望者が押しかけ、取材依頼も殺到する。それでも灰二は冷静に、本番への準備に集中しようとする。だが、ジョータとジョージが・・・。
第20話:「壊れても」
沿道に葉菜子の姿。駆け巡る記憶の欠片。恋に気づいたジョータが、弟のジョージへ襷を繋ぐ。同時に葉菜子の想いも聞かされたジョージもまた心ここに在らず。突然の葉菜子パニックに・・・。
第21話:「さよなら、美しきこの世界」
決死の走りで繋いだ襷。その重さを噛み締めながら、ユキがレースの準備に臨む。そばに寄り添う神童の姿。溢れる不安や後悔を力に変え、運命のスタートを待つ。横浜では・・・。
第22話:「寂しさを抱きしめろ」
悲壮なまでの榊の闘志。それに引きずられるようにペースを見失うキング。その脳裏を過るのは、灰二と交わしたある日の会話。言い出せない言葉。逃げ出せない現実。やがてキングの思いは・・・。
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第23話(最終回):「それは風の中に」
これまでに味わったことのない感覚に戸惑いながら走る走。その速度は他の選手を圧倒する。一方、王者六道大のエース藤岡も期待通りの快走を見せ・・・。
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【登場人物:声優】
- 蔵原走:大塚剛央
- 清瀬灰二:豊永利行
- 杉山高志:内山昂輝
- 柏崎茜:入野自由
- 城太郎:榎木淳弥
- 城次郎:上村祐翔
- 岩倉雪彦:興津和幸
- ムサ・カマラ:株元英彰
- 坂口洋平:北沢力
- 平田彰宏:星野貴紀